既存の屋根材を重ねて施工
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工事は、既存の屋根材の上に重ねて屋根を施工する方法で、重ね葺き工事ともいわれています。
屋根カバー工法はすべての屋根に施工できるわけではなく、瓦屋根などの場合はカバー工法ではなく、屋根葺き替えとなります。
屋根カバー工法は、屋根塗装よりもコストはかかりますが、耐久性が高く、屋根葺き替えより低コストでできるため、近年人気が出ている工事方法です。
葺き替えは既存の屋根材を撤去しますが、カバー工法はそこが不要になるため、廃材も出ず、工期も短くなります。
屋根が二重になることで、遮音性が増します。雨の日、屋根に打ち付ける雨音もこれまでより軽減されますよ!
葺き替えと比べると、低コストで済みますので、ご予算に応じて、カバー工事か葺き替えを選択いただけます!
屋根葺き替えと
カバー工事を比較!
耐久性 |
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耐震性 |
コスト |
工期 |
注意点 |
葺き替え |
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耐久性:◎ |
耐震性:◎ |
コスト:89.8万円~ |
工期:5日~ |
注意点:既存の屋根材撤去が必要。 |
屋根カバー |
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耐久性:◎ |
耐震性:〇 |
コスト:69.8万円~ |
工期:3日~ |
注意点:瓦屋根には適用不可。ガルバリウム屋根推奨 |
屋根塗装 |
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耐久性:〇 |
耐震性:〇 |
コスト:19.8万円~ |
工期:5日~ |
注意点:劣化が進行している場合は、塗装不可。 |
基本的にはコスパの良い屋根塗装をおススメしていますが、劣化が進んでいると、カバー工事や葺き替えをご提案することもあります。
一般的なスレートコロニアル屋根で、2004年以前に設置されたものは、アスベストを含むものも多くあります。アスベストを含む屋根材は、処分費用も高く、石綿飛散防止のための養生まで発生し高額なリフォームになります。
そんな時に、既存の屋根材にガルバリウム屋根材をかぶせるカバー工法がコスト的にも一番優れているのです。
しかし、瓦屋根にカバー工事はできないため、瓦屋根のお宅の場合は、葺き替えのご提案となります。
長持ちする
屋根葺き替え工事
お任せください!
すべての屋根に対応します!
スレート(コロニアル)
アスファルトシングル
トタンなどの金属屋根
瓦屋根
屋根の張り替え(葺き替え)は、既存の屋根材を撤去して、新たに屋根を葺く工事になります。屋根塗装や、カバー工事と比べると、既存の屋根材撤去まで含みますので、費用はいちばんかかりますが、屋根のリフォームとしては一番耐久性が期待できます。
屋根が老朽化したり、雨漏りがきっかけとなったり、台風などで屋根が飛ばされた、地震や雹で瓦が割れたときなどに、葺き替えをご検討される方も多くいらっしゃいます。
屋根のリフォームをご検討の方は、小林塗装店へご相談ください!
屋根葺き替えは、
こんな時に
オススメしています
こんな時に
オススメしています
既存の屋根材が瓦屋根の場合
瓦屋根の場合には、カバー工法が使えないため、屋根葺き替え工事をオススメしています。(瓦屋根の部分メンテナンスでは、基本的に瓦の差し替えなどの対応になります。)
また、屋根カバー工事ができない太陽光発電を搭載した屋根も、葺き替えして、ソーラーパネルを載せ替える対応になります。
屋根材の劣化が激しい場合
一般住宅に多く見られる、スレート(コロニアル)屋根や金属屋根には、屋根カバー工事が可能ですが、経年劣化の激しい場合には屋根葺き替えをオススメしています。
屋根の野地板など、下地部分が劣化してた場合や、そこの補修がまず必要です。また、劣化が進んでいると、新しい屋根材を固定する釘やねじが効かないケースもあります。
屋根葺き替えの流れ
1.既存の屋根材撤去
足場仮設ののちに、既存の屋根材を撤去します。屋根材を撤去すると、屋根裏には、防水シート(ルーフィング)や野地板があり、さらにゴミがたまっていることがほとんどです。
屋根材とルーフィング撤去後は、まずはゴミの清掃をし、屋根の基礎や野地板の劣化状況を点検します。
2.野地板の補強 or 張り替え
野地板が劣化していた場合は、野地板を補強する重ね張りや、張り替えなどを行います。野地板は、ルーフィングの土台となり、さらに屋根材を釘で固定するときの土台になる屋根の基礎部分になります。
合板で作られていることがほとんどですが、野地板が劣化していると、屋根材を固定しても釘が抜けてしまうため、野地板もしっかりとメンテナンスします。
3.ルーフィング敷設
野地板を張ったら、ルーフィングを敷設していきます。
ルーフィングは、万が一屋根材内部に雨水が浸入しても、建物内部には水が入らないようにするための最終防水です。重ね合わせて、漏水が起きないよう細心の注意を払って敷設します。
4.屋根材の敷設
防水シートの上に、屋根材を敷設していきます。屋根の端の方から順番に葺いていき、入念に雨仕舞をし、最後に棟板金を設置して終了となります。
屋根は普段、なかなか目にすることはありませんが、やはり、屋根がきれいな家はオシャレで美しく見えますよね!
工事後は、写真付きの完了報告書と、保証書をお渡しして完了となります。